フランス語である「ショコラティエ」には「チョコレートを作る人」「チョコレートを売る店」という2つの意味があります。
ヨーロッパやアメリカが本拠地の人気ブランドが相次いで上陸した2000年以降に、日本でショコラティエブームが起こりました。
今や海外の有名ブランドにも引けを取らない日本の有名ショコラティエを紹介していきます。
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ベルアメール BEL AMER
温度、湿度を厳密に管理したショコラ専門のアトリエでショコラティエが一つ一つ丁寧に手作りしているベルアメール。
厳密に管理する理由は、気温、湿度の変化が激しい日本で質の高いショコラを作るためです。
店名はフランス語で「美しい苦み」という意味で、名前通りのショコラ作りに挑戦しています。
日本に合うショコラを目指し、四季を感じる商品作りでたのしさを演出しているのも特徴です。
下記の商品は、人気の丸い板チョコレート・パレショコラと焼き菓子を合わせた華やかな詰め合わせとなっています。
ベルアメールの商品を初めに買う際は、こちらの商品がおススメです。
ショコラティエパレドオール CHOCOLATIER PALET D’OR
フランスのショコラティエ、故モーリス・ベルナシオンに影響を受け、シェフ三枝俊介氏が2004年に立ち上げたチョコレート専門店です。
チョコレートとアルコールのマリアージュのブームの火付け役ともなりました。
こちらのお店は、マツコの知らない世界でも取り上げられたことで、さらに有名になりました。
品質のよいカカオをブレンドし、ガナッシュ作りの要となる乳化作業を丹念に行うなどひとつひとつの作業を丁寧に手がけ、香りと味を追求しています。
2014年よりカカオ豆作りから一貫して手がけるBean to Barを手がけ、多くの商品にオリジナルショコラを使用しています。
下記の商品は、バレンタインギフト用となっており、気になるあの人や、日ごろお世話になっている方に贈るのにおススメです。
ショコラティエラ・ピエール・ブランシュ Chocolatier La Pirre Blanche
神戸に2店舗を持つこの店のオーナーシェフは、白岩忠志氏。
有名レストランやパティスリーでの豊富な修業経験をもとに、季節感やトレンドを意識して作られたチョコレートが人気です。
また、和素材には個性の強すぎない日本のクーベルチュールを合わせるなど「考えてわかる」のではなく「食べて感じる」おいしさを大切にしています。
デカダンスドュショコラ Decadence du chocolat
2002年のオープン当時よりショコラトリーとしての認知を獲得するデカダンスドュショコラですが、現在は銀座店を本店として展開中です。
最高級クーベルチュールやリキュール、ナッツ、フルーツ、スパイスなどを使用した独創的な作品は、すべて東京・茗荷谷のファクトリーにてショコラティエたちがひとつひとつ丁寧に手作りしています。
見た目だけでなく、素材のよさ、口当たりや歯触りなど食感にもこだわりを持たせた作品作りがなされています。
下記の商品は、デカダンスデュショコラのボンボンショコラで、12種類のチョコレートが入ったセットです。
様々な味を楽しめる点でおススメです。
メリーチョコレート Marry Chocolate
1950年、東京・青山の洋菓子メーカーとして生まれたメリーチョコレート。
1958年に百貨店で初めてバレンタインセールを実施した老舗店です。
シンボルマークである少女の横顔は、高品質のお菓子を通して世界中を笑顔にしたい、という思いの表れだそう。
2016年サロン・デュ・ショコラパリで最も栄誉のあるC.C.C.アワードを受賞し、2017年には2年連続ゴールドタブレットを受賞したトーキョーチョコレートなどのブランドを持ちます。
下記の商品は、メリーチョコレートのチョコレートがなんと40粒も入っており、プレーンからナッツやフルーツなどでアレンジを加えたものまで、 個性豊かでカジュアルに楽しめる17種類のチョコレートが満喫できます。
パティシエエスコヤマ PATISSIER eS KOYAMA
洋菓子職人を生業とする父のもと、京都で生を受けたオーナーシェフ小山進氏。
2003年、兵庫県三田市にパティシエエスコヤマをオープン。
ショコラティエとして2011年のパリサロン・デュ・ショコラ初出展以来、パリやニューヨーク、ロンドンで開催されている国際的なコンクールで最高評価を得るなど、国内のみならず世界から注目を集めています。