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飲料等に含まれている砂糖混合異性化液糖とは?

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飲料等の原材料表示に、砂糖混合異性化液糖というものが書かれていることがあります。

砂糖と異性化液糖が混ざっているものということは、名前からなんとなく分かりますが、その機能や性質については想像がつきにくいですよね。

本記事では、砂糖混合異性化液糖についてまとめてみました。

砂糖混合異性化液糖とは

砂糖混合異性化液糖とは、異性化液糖と砂糖を混合したものですが砂糖の混合量に制限があり、異性化糖液糖の量を超えない量の砂糖を混合したものです。

異性化液糖とは、ぶどう糖果糖液糖と果糖ぶどう糖液糖と高果糖液糖の総称であり、果糖とぶどう糖が混合された液糖のことを指します。

ぶどう糖果糖液糖と砂糖を混合したものを「砂糖混合ぶどう糖果糖液糖」といい、果糖ぶどう糖液糖と砂糖を混合したものを「砂糖混合果糖ぶどう糖液糖」といい、高果糖液糖と砂糖を混合したものを「砂糖混合高果糖液糖」といいます。

砂糖混合異性化液糖の特徴

砂糖の甘さの特徴は、持続した甘さであり、ぶどう糖や果糖は、すっきりした甘みであるといわれています。

そして、果糖は低温で非常に甘いといった特徴があり、砂糖混合異性化液糖は、このようなそれぞれの糖が持つ特徴を調整し、適切な甘みをもつ素材に変えているといえます。

そして、調整された甘みを生かして、清涼飲料水などの飲料や、冷菓などのさまざまな食品に利用されています。

砂糖混合異性化液糖のJAS規格

砂糖混合異性化液糖には、JAS規格が存在しており、以下のようなものとなっています。

区分 基準
品質 糖分 70%以上であること。
電気伝導率灰分 0.05%以下であること。
糖のうちの砂糖の割合 10%以上であり、かつ、表示含有率に適合していること。
水素イオン濃度 pH3.5以上6.0以下であること。
着色度 0.20以下であること。
濁度 0.15以下であること。
原材料 でん粉、異性化液糖及び砂糖以外のものを使用していないこと。
内容量 表示重量に適合していること。
表示 表示事項 1 次の事項を表示してあること。

(1) 名称
(2) 異性化液糖の果糖含有率
(3) 砂糖含有率
(4) 原材料名
(5) 内容量
(6) 賞味期限
(7) 保存方法
(8) 製造業者等の氏名又は名称及び住所

2 輸入品にあっては、1に掲げるもののほか、原産国名とする。

表示の方法 1 表示事項の項の1の(1)から(8)までに掲げる事項の表示は、次に規定する方法により行われていること。

(1) 名称

砂糖混合ぶどう糖果糖液糖にあつては「砂糖混合ぶどう糖果糖液糖」と、砂糖混合果糖ぶどう糖液糖にあつては「砂糖混合果糖ぶどう糖液糖」と、砂糖混合高果糖液糖にあつては「砂糖混合高果糖液糖」と記載すること。

(2) 異性化液糖の果糖含有率

異性化液糖の果糖含有率を実含有率を上回らない5の整数倍の数値により、パーセントの単位をもつて、単位を明記して記載すること。ただし、42%以上45%未満のものにあつては42%と記載してもよい。

(3) 砂糖含有率

糖のうちの砂糖の割合を実含有率を上回らない10の整数倍の数値により、パーセントの単位をもつて、単位を明記して記載すること。

(4) 原材料名

「でん粉、砂糖」又は「異性化液糖、砂糖」と記載すること。

(5) 内容量

内容重量をグラム、キログラム又はトンの単位で、単位を明記して記載すること。

(6) 賞味期限

賞味期限を次に定めるところにより記載すること。
次の例のいずれかにより記載すること。

(ア) 平成6年7月
(イ) 6.7
(ウ) 1994.7
(エ) 94.7

アの規定にかかわらず、次の例のいずれかにより記載することができる。

(ア) 平成6年7月1日
(イ) 6.7.1
(ウ) 1994.7.1
(エ) 94.7.1

(7) 保存方法

製品の特性に従つて、「直射日光を避け、常温で保存すること」、「常温で保存すること」等と記載すること。ただし、常温で保存するものにあつては、常温で保存する旨を省略することができる。

(8) 製造業者等の氏名又は名称及び住所

製造業者等のうち表示内容に責任を有するものの氏名又は名称及び住所を記載すること。

2 表示事項の項に規定する事項の表示は、別記様式により、容器若しくは包装の見やすい箇所又は送り状にしてあること。

表示禁止事項 第3条の規格の表示禁止事項と同じ。

 

砂糖混合異性化液糖の安全性

砂糖混合異性化液糖は、砂糖とぶどう糖と果糖の混合物であり、それぞれは体内で吸収されエネルギーとなることが可能です。

よって、安全性には全く問題ありませんが、摂取しすぎると糖尿病や肥満といった生活習慣病を引き起こす可能性はあります。

また、異性化液糖の原料であるとうもろこしは、遺伝子組換えのものが使用されているケースがあります。

遺伝子組換えと聞くと危険なイメージがありますが、様々な観点から安全性試験が実施されており、現在のところは特に安全性の問題がないという結論がでておりますので、それほど気にすることではないと考えています。

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