お菓子の代表ともいえるチョコレートですが、実はチョコレートに関する検定があることはご存知でしょうか?
それはチョコレート検定と呼ばれ、チョコレートに関する基礎知識が問われる検定で、合格するとスペシャリストやエキスパート等に認定されます。
本ページでは、チョコレート検定の概要や、難易度、テキストに関して纏めてみました。
Contents
チョコレート検定とは?
チョコレート検定は、チョコレートについてさまざまな知識が身につく検定です。
チョコレート菓子を製造している明治が主催であり、明治の100周年記念である2016年から実施されている資格検定です。
チョコレートが好きな方なら誰でも受検可能であり、合格者は「チョコレートスペシャリスト」「チョコレートエキスパート」「チョコレートプロフェッショナル」の認定証を授与することができます。
累計の延べ受験者数は9,000人以上と年々増加しています。
受験者層は、男女比が約3:7と女性が多く、受験層は20代が37.6%と最も多く、次いで30代が25.4%となっています。
受験者層の職業は、ほとんどが会社員、次いで大学生・大学院生だそうです。
チョコレート検定の難易度
チョコレート検定の難易度は受験する級によって異なります。
チョコレートスペシャリスト(初級)は、生産現場から最終商品に至る、カカオやチョコレートに関する幅広い知識を習得し、自身のチョコレートの世界を広げることができる方向けの初級レベルとされています。
チョコレートエキスパート(中級)は、カカオやチョコレートに関する幅広い知識をもとに、友人・知人など自身が所属するコミュニティにチョコレートのたのしみの世界を広げる活動を行うことができる方向けの中級レベルとされています。
もっとも簡単な級であるスペシャリスト(初級)は、合格率が90%以上あるため、誰でも簡単に取れる資格といえます。
一方、エキスパート(中級)についても、年によりますが、合格率が50%~70%以上あるため、こちらもそれなりに勉強すれば取れるといえます。
初級と中級に関しては、合格基準が正答率70%以上となっています。
また、プロフェッショナル(上級)は2019年に新設されたため、難易度に関しては不明ですが、正答率が80%以上求められることや、テイスティングもあることから、中級と比較して難易度はかなり上がっていることが予想されます。
チョコレート検定の試験日や会場、受験料等
チョコレート検定は、毎年9月頃に開催されています。
2019年に関しては、受験受付が2019年1月15日(火) ~ 8月6日(火)となっており、試験日が019年9月16日(月)となっています。
受験会場は、年により異なっていますが、2019年は札幌、東京、名古屋、大阪、広島、福岡で開催されます。
受験料については、級によって異なっており、チョコレートスペシャリスト(初級):5,200円、チョコレートエキスパート(中級):6,200円、チョコレートプロフェッショナル(上級):7,800円です。
プロフェッショナル(上級)については、東京、大阪会場のみの実施であり、東京300名、大阪100名の定員制となります。
チョコレート検定のテキスト
チョコレート検定の問題は、公式テキストから出題されるため公式テキストで勉強するのが最も効率が良いです。
公式テキストはAmazon等で簡単に手に入れられることができます。
テキストは年々更新されており、少しずつ新たな内容が加わっているため、受験する年のテキストを買うのが無難です。
チョコレート検定で貰えたもの
チョコレート検定では、合格者は認定証がもらえますが、それ以外にも貰えるものがあります。
2017年には、有料ではありますが、合格認定カードや、合格認定名刺、ピンバッジがもらえました。
2019年も、2017年時と同様のものがもらえるとのことです。
合格認定カードは2,500円であり、運転免許証程度の大きさのカードで、表面に名前、合格認定番号、認定日が入ります。
合格認定名刺は3,400円であり、100枚1セットの名刺で、名前、認定番号の他に、メールアドレスや電話番号も表記出来るそうです。
ピンバッジは1,300円であり、直径19 mmでカカオの絵が載っています。
それ以外には、チョコレートの試食品等がもらえることがあるみたいです。
また、2016年には、各級の成績上位5名に、ミルクチョコレート1年分(360個)のプレゼントがありました。
チョコレート検定の過去問
チョコレート検定の過去問については、公式ホームページで解くことが可能です。
それ以外には、公式テキストに問題がありますので公式テキストを購入すれば過去問を解くことが可能です。