明治から発売されているオリゴスマートというチョコレートをご存知ですか?
こちらのチョコレートは砂糖の代わりにフラクトオリゴ糖という珍しい糖質を使用していることで話題です。
フラクトオリゴ糖を使うと、いったいどういった効果が得られるのか、解説していきます。
オリゴスマートとは
オリゴスマートとは、明治から販売されているチョコレートです。
一般的にチョコレートには、甘味を付与するために砂糖が使われていますが、オリゴスマートは砂糖を一部フラクトオリゴ糖に置き換えたチョコレートです。
明治のホームページより、おいしさと健康が調和したやさしい甘さに仕上げましたとの記載があり、これはフラクトオリゴ糖の機能性によって健康に良いチョコレートに仕上げたという意味だと思います。
また、やさしい甘さとは、おそらく砂糖の代わりにフラクトオリゴ糖を使用しているため、通常のチョコレートと甘さの具合が異なっているためだと考えられます。
フラクトオリゴ糖を配合
そもそもフラクトオリゴ糖とはいったい何なのでしょうか?
フラクトオリゴ糖は、ショ糖の果糖の部分に、1~3分子の果糖(フラクト―ス)がさらに結合したものです。
果糖のことをフラクト―スといい、ショ糖にフラクト―スが複数繋がっているため、フラクトオリゴ糖という名前になります。
フラクトオリゴ糖は、砂糖の30~50%程度の甘さで、フラクトオリゴ糖には様々な機能性があります。
フラクトオリゴ糖は天然には、野菜や果物の中に存在します。
例えば、タマネギ、ゴボウ、アスパラガス、バナナ 、にんにく、ハチミツ等です。
オリゴスマートの効果
オリゴスマートには、フラクトオリゴ糖が配合されているため、通常のチョコレートにはない効果があるとされています。
フラクトオリゴ糖は、砂糖の半分のカロリーであるため、オリゴスマートはカロリーが少し抑えられたチョコレートです。
また、フラクトオリゴ糖には、難消化性であるという特徴があるため、善玉菌の増殖効果や食物繊維のように便通改善効果が期待できます。
また、砂糖は、虫歯の原因となる菌のえさとなることで、虫歯になりやすい物質として知られています。
しかし、フラクトオリゴ糖は、虫歯菌の餌になりにくいため、砂糖の代わりに使用すると、虫歯予防の効果があると考えられます。
よって、オリゴスマートは通常のチョコレートに比べて虫歯になりにくいといった特徴があると考えられます。
また、フラクトオリゴ糖は糖質としての吸収が穏やかであるため、急激な血糖値が起こりにくいという特徴があります。
適切な量の糖質を摂取するロカボという食事摂取方法がありますが、オリゴスマートはまさにロカボの一貫として食べれると考えられます。
オリゴスマートの種類
オリゴスマートには、現在2種類の商品がラインナップされています。
一つはオリゴスマートミルクチョコレートであり、ミルクチョコレートとなっています。
オリゴスマートミルクチョコレートには、フラクトオリゴ糖がチョコレート1枚あたり600 mg、1箱あたり7800 mg配合されています。
2つ目は、オリゴスマートやさしいバニラであり、こちらはバニラアイスとなっています。
オリゴスマートやさしいバニラには、フラクトオリゴ糖が1本あたり3000 mg含有されており、1箱では18000 mg含有されています。
まとめ
オリゴスマートに用いられているフラクトオリゴ糖には、上述のように様々な機能性があります。
ダイエット中だけど、チョコレートが食べたい、虫歯になりたくないけどチョコレートが食べたいという方は、是非一度、オリゴスマートをお試ししてみてはいかがでしょうか。