チョコレート

原料の配合によるチョコレートの分類

投稿日:

チョコレートには、色々な原料や成分がバランスよく配合されています。

カカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品、レシチンや香料などの配合によって、チョコレートはさまざまな味や風味が生まれます。

その分類は大きく分けて、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3つです。それぞれについて解説していきます。

ダークチョコレート

ダークチョコレートは、カカオマス、ココアバター、砂糖、少量の乳製品、レシチンや香料から作られるものです。

スイートチョコレートとも呼ばれます。

明確な定義はありませんが、一般的にはカカオマスが40%以上のものを指します。

カカオマスが70%以上のものは、特に高カカオチョコレートと呼ばれます。

ミルクチョコレート

カカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品、レシチンや香料などから作られるのがミルクチョコレートです。

乳製品が入るのが特徴です。

乳製品としては、全粉乳のほかに、脱脂粉乳、クリームパウダーなどが使われることもあります。

ホワイトチョコレート

ココアバター、乳製品、砂糖、レシチンや香料などから作られるのがホワイトチョコレートです。

ホワイトチョコレートはカカオマスが入っていないので、淡黄色をしています。

カカオマスは入っていませんが、カカオ豆の主成分であるココアバターを原料としているので、チョコレート色でなくてもチョコレートといえます。

配合の規約

チョコレートは、カカオマス、ココアバター、砂糖、乳製品、レシチンや香料などの主原料に、副原料が加わり、さまざまなバリエーションのチョコレートが生み出されます。

メーカーは原料や製法にこだわりチョコレートを製造していますが、チョコレートの配合には規約があり、自由に作れる訳ではないのです。

全国チョコレート業公正取引協議会というものがあり、それが定めた規約を厳守しながら配合を作っています。

カカオ〇%の表示

スーパーやコンビニで販売されているチョコレートに「カカオ〇%」という表示をよく目にします。

これは、カカオマスやココアパウダー、ココアバターなどのカカオ由来原料(水分を除く)の合計の割合を表したものです。

例えば、「カカオ70%」と表示されているダークチョコレートの場合、残り30%は砂糖や添加物などです。

同じカカオ70%のチョコレートでも、カカオマスとココアバターの比率は製品によって異なることもあり、その味わいも変わります。

・A商品カカオ70%(カカオマス60%+ココアバター10%)+砂糖や乳製品30%

・B商品カカオ70%(カカオマス40%+ココアバター30%)+砂糖や乳製品30%

この場合、B商品と比較して、A商品はsカカオマスが多いため、よりカカオの味が強くなります。

カカオ70%のおすすめチョコレート

同じカカオ70%の表示でもそれぞれに味わいは違うので、各商品を食べ比べてみても楽しいかもしれません。

以下におすすめのカカオ70%チョコレートを紹介します。

デラビューダ70%ダークチョコレート

スペインでトップシェアを誇るチョコレートブランドの品です。

カカオの深い味わいを感じることが出来、お酒にも合うおすすめの一品です。

ダーデン有機アガベチョコレートカカオ70%

1897年創業である老舗のフランスのダーデン社が製造しているチョコレートです。

特徴としては、砂糖の代わりに低GIアガベパウダーでダークチョコレートを作っています。

アガベの自然な甘みがカカオの豊かな風味と味わいを引き立てます。

ショコラ・マダガスカルダークチョコレートカカオ70%

こちらの品はカカオの苦味・香り・甘味のバランスが抜群です。

シトラスと森のフルーツのフレーバーや、はちみつやキャラメルを感じさせるマダガスカルらしい1枚となっています。

ブログランキング

-チョコレート

Copyright© 食品添加物と健康食品の真実 , 2024 All Rights Reserved.